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ミヒャエル・デーブス司祭からのメッセージ / Message from Mr. Michael Debus

ミヒャエル・デーブス司祭からのメッセージ

原文はこちらに

現在、日本で起こっている事が全世界を動揺させています。古いカルマと新しいカルマが交差するこの時点において、日本は、ある意味で人類の代表者になったかのように見えます。自然災害の中にはしばしば過去のカルマが凝縮した形で現れ、そして技術的な災害においてはどちらかというと未来のカルマが現れます。今、両方の災害が日本で同時に現れているのです。

それぞれの人間には、三種類のカルマが存在しています。それは個人のカルマ、民族のカルマ、時代のカルマです。霊的な指導をしている人々においては、常に個人を越えたカルマ(民族の運命、時代の運命)が合わせて働いています。より進歩すればするほど、それらのカルマは一層多く作用します。王や皇帝にとっては、民族の運命は同時に、個人の運命でもあります。そして偉大な教師や指導者においては、時代の運命が作用します。

日本では今、皆が民族の運命(地震と津波)と時代の運命(原子力災害)の両方ともを直接担っています。皆さんは、いわば全員が王であり皇帝なのです。そのことを世界も感じ取っています。それはいつもそうであるわけではないのですが、今はまさにそうなっています。個人の運命は、より大きな民族と人類の運命より下位に位置づけられ、文字通り犠牲として捧げられています。それゆえ日本は、現在すべての人間にとって非常に“近しい”存在であると言えるのです。

災害のただ中においては、不安ではなく”霊的世界への信頼”を持つこと以上に重要なことはありません。霊的世界は、人々に何を強いているか、何を強いることが出来るかを知っています。この”要求”の中でこそ、どうしたら全く新しい力を見出すことが出来るか、私たちは予感できるはずです。

地震によって失った外的な固い基盤に対して、持続可能で確実な内的基盤を育てる助けとなるような多くの良き考えが、今皆さんにやって来ます。その考えを育んでいくこと、また特にアントロポゾフィーの本質から働きかけて来る課題が、今、何にましても重要であると思われます。

2011年3月21日

皆さんと共にいる

ミヒャエル・デーブスより

(訳 藤井馨子)


日本で地震が起こった前後に、デーブスさんとメールのやり取りをしていました。

地震、津波、そして原発の深刻な状況が日々明らかにされて行く頃です。まずは現実をしっかり知り科学的な正しい情報を得て、冷静に行動することが第一であると思われますが、こんな時こそ未来を見据えた光あるメッセージが必要であると思いました。

私に今できることとして、先回デーブスさんが来日された時にご紹介くださったシュタイナーの”受容のための祈り”を思い出し、それを多くの人に送りました。そしてとても力になったというお返事を沢山いただきました。その事をデーブスさんにお伝えしたところ、すぐにこのメッセージを送ってくださいました。私宛に書いてくださいましたが、内容的に日本人全員へのメッセージです。デーブスさんからもこれはあなた宛に書きましたが、あなたが正しいと思う様にこれを広める事ができるでしょう。と言う言葉をいただいています。

今の現実をより霊的な高い視点で見てメッセージを書いてくださいました。私たちにとって多くの示唆を与えてくれる内容でもありますので、多くの方と分かち合いたいと思っています。すぐに翻訳しましたのでお送りします。このメッセージが今後この状況を考えて行く助けに成ればと思っています。

デーブスさんはドイツStuttgartのキリスト者共同体の司祭さんであり、プリンスターゼミナールでも指導されています。また様々なところで講演活動をされ、何度か来日されました。

未来に向けて内的なしっかりとした基盤を築きつつ、共にこの困難な状況を乗り越えて行ければと思います。

藤井馨子

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