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子どもたちに語るお話を集めています

丹羽博美さんからのコメント (2011/03/26 15:06:48)


今、お話集めを進めています。子ども達が安らかな気持ちになれるお話、楽しくて笑ってしまうお話、元気と勇気を得られるお話など、今だからこそ、子ども達に語りたいお話を一緒に探してください。そしてこのプラットフォームに新たなカテゴリーを設け、情報交換の場とすることをご一考ください。

 

私が拙筆の中であげた10のこと、その追加という形になった、子どもたちをお話の世界に浸らせてあげる、について、私は、自分への宿題として持ち続けています。お話の力を借りて、傷つき、不安におびえる心に、安らぎを与え、笑いを取り戻し、勇気づけられるよう、今こそ語るべきだと思いました。

 

避難所にいて、本も何もなくても、語ることはできます。ただ、お話を知らなければ、語ることが出来ません。また、どんなお話がいいのか、膨大な数の中から選ぶことも簡単ではありません。それで、ふさわしいお話を集め、ガイド的に使えるようにできないか、そしてそれをインターネットに載せれば、必ず必要としている人の所へ届くのではないかと考えたわけです。

 

この準備をしながら、お二人の先生からご助言を頂き、大変感動しましたので、両先生のご了承を得て紹介させていただきます。

 

加藤博子先生は、「お話の内容も大事ではあるが、それよりも、大人が安らかな思いで語ることが大事であり、結果、その子に楽しみや、安らぎ、希望、前向きの力が与えられるものであれば今は良いのではないか。」とおっしゃいました。さらに、片桐節也先生に頂いたお言葉を、私には要約しようがないので、ここに、そのままご紹介します。

 

(以下、片桐節也先生よりご了承を得て)

 

> 現在、地震や津波や原発事故の被災地にとどまらず、

> 日本中の子どもたちがおびえています。

> 大阪にいるわたくしの周囲の中学生などでもそうなのです。

> ましてや現地のもっと小さいひとたちは、

> たいへんな恐怖とともに過ごしていることと想像されます。

>

> マスコミでは気丈にふるまっている被災地の子どもたちのことが、

> 美談のように報道されていますけれど、

> 必要なのは、泣きたいだけ泣いたり

> 感情を誰かに受け止めてもらったりしながら

> 少しでも「おびえ」から解放されることであるように思われます。

>

> ぎゅっと抱きしめたり、頭をなでたり、こちょこちょくすぐったり‥

> 子どもへのお話も、災害がおきた直後からしばらくにおいては、

> そういうものと同じはたらきをしてくれるものであるべきでしょう。

> どこの家庭にも、保育園や幼稚園にも、

> 「この話さえすれば、こどもは落ち着く。安心して寝てしまう。」

> という伝家の宝刀のようなお話があると思うのですが、

> まずそれが語られるべきです。

> 繰り返し語られるべきです。

> 「もういいよ」と何度も言われるまで。

>

> 立派なお話の形をとっていなくともいいのです。

> 「おならがでたよ。ぷう、ぷう。」などというナンセンスなコトバを

> 歌のように繰り返すだけであっても、それでこどもたちが笑って

> 少し安心して、わずかでも安らかに眠ることができるなら、

> それはりっぱに役に立っているのです。

> アニメソングで勇気がわいてくるのなら、

> それもいいと思います。

>

> だから、最初にどういう種類のお話が必要かは、

> それぞれの家庭・園‥で、皆違ってくると思うのです。

> それは探す必要もなく、すでに手元にあるのだと思います。

>

> いっぽう、こういう話はしないほうがいい‥ということなら、

> それは、

> 地震・津波・洪水・爆発・死体などの話、

> あるいはそれを連想してしまう話ではないでしょうか

> (たとえば、巨人は足音を地面に響かせながら歩きます)。

> これらを扱う話は、

> その結末がどうであれ恐怖をよみがえらせます。

>

> もっともっとあとになって、災害の全体をとらえようとするときに、

> そのような物語はとても大切なことを教えてくれると思いますが、

> 今はいりません。わたくしはそう考えます。

 

> 神戸の大地震のとき、避難所へ、

> 読み古しのマンガ本を数十冊差し入れた少年がいました。

> あっという間に子どもたちの手から手へ渡って行ったそうです。

> 避難所にいる子どもたちに、インターネットを通して

> お話を届けるということには、大きな意味があると思います。

> でも、それは災害を意識したものでなくても

> さしつかえないような気がいたします。

> どんなときにも子どもたちに必要で、

> でも、今は、本も紙芝居も何もかもなくなってしまって、

> 読んだり聞いたりしにくくなっている‥

> そういうお話を届けて差し上げられれば、と思うのです。

>

>

>                     辛卯3/23 片桐節也

 

私はこのことを踏まえて、お話集の前文としてお話と一緒に届けることにより、より確信を持って子どもの向き合い、より上手に、提供されているお話を使うことができるのはないかと思います。全く使わない可能性も含めて、それでも良い結果を出すことができる----子ども達の喜び、癒しにつながるのではないかと思います。

 

皆様のお考えをお聞かせくだされば幸いです。

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