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地震と人間の意志-地球との和解 / Erdbeben und die menschliche Willensspäre

伊藤壽浩さんからのコメント (2011/03/26 17:16:16)

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地震と人間の意志-地球との和解(全文)

2010年 ミカエル シュヌール

 

真夜中に突然目覚める。テントの下で何が揺れてるんだ?何秒かの間眠ったまま誰もが手荒く揺らされた。地盤は間段なく鈍くうなる。外では犬が吼え、遠くでは興奮した人々が叫び声を上げる。その途端また揺れ、それで終わった。翌朝キッチンで砕けたガラスが床に散らばっているのを見た。2010年2月23日夜、震度4.7の夜の地震がハイチで記録されたことを知った。

その後、ひと月とおかずに大きな地震が報告され続けている:ハイチ、チリ、トルコ、日本、アフガニスタン、そして今度はニュージーランド。そこには一体どんな霊的な背景があるのだろう?われわれに何が求められているのだろう?地震の霊的背景についてシュタイナーは語っている:地球のどの部分が煮え返っているのか、地震と人類がどのような関わりを持っているのか、地震によって人類に憐憫、隣人愛が求められていること、地球がこの病から長期にわたって癒されるためにひとりひとりに何が出来るのか。

地質学者によれば地殻プレートが毎年数センチ移動している。こうして岩石の中にエネルギーが生じ、ある時一挙に放出される。火山の噴火の頻度が上がっているひとつの原因は地震の増加であり、もうひとつは我々の物質科学文明の結果として極冠が溶け出したことであることは火山学では有名である。唯物的思考が火山の噴火と地震の増加に直接的に関係していることが霊学では次のように示されている:「とりわけ唯物的な時代には地震や地球災害などが随伴します。」

地球は異なる層からなり、一番外側に地殻がある。ルドルフ シュタイナーは地球の深部を「火の大地」と呼び、地震と火山活動の原因としている。この層は意志の力と親和力を持っている:「意志はまさに火の層に働きかけます。ですから人間の内部と地球の内部の間には関連があるのです。…こうして地震や火山の噴火や海底地震などが起こるのです。地上が倫理的になるよう人間が心がけるなら、地球災害もゆっくりとおさまってゆくのです。」

地震と個人の運命

怪我や死によって運命的な精製を体験する魂は、大地がとりわけ活動的な場所に引き寄せられるように感じる。かれらは物質の不確実さに自ら苦しめられたために、次の受肉では際立った霊的能力を持つことになる。それとともに地震活動が増加する時代には、唯物主義に傾いた魂が受肉を促されている様に感じる。「災害時には唯物的な魂が好んで受肉する・・・。」地震は我々全てに関係がある:霊的な原因と被害場所には何の関係もない:原因と結果はグローバルなのだ。

被災者には罪はない。とは言え、それらはかれらのカルマに属する。「まさにこれがカルマがわたしたちに求めるものなのです:他人のカルマに書き込まれる内容に影響を与え、より相応しい方向に向けるということを確信出来るから、他人を助けるのです。カルマに基づいて世界を見通せば、必ずや憐憫を持ちます。…全人類がそうした災害を引き起こしたのです。そのことに全人類が責任を持っているのです。私たちはこうした運命を自分のものとしてみなくてはならないのです。手助けするのはボランティアからでなく、次のようなことを知っているからなのです:私たちは人類のカルマの渦中に立っている。引き起こされたことは私たちに責任があるのだ。」

我々の文明の成果がどこまで地球を怒らせたかは、この件に関係してシュタイナーが挙げた事柄から予測することが出来る「どんどんと個人から離れる株式資本…無線電信…飛行。」銀行の醜聞、電磁汚染、周回する人工衛星、航空空路(アイルランドの火山噴火の時だけストップした)と言ったこれらすべての唯物主義の成果は、増え続ける自然災害の原因の一端を担っているのだろうか?

キリストとアーリマン

地球の「新陳代謝」の層である火の大地で働く存在とは何だろう?「多くの人間が唯物主義に陥っています。例えばそうしたことが人間の魂の中で起こっています。このことがアーリマンが自分の世界で活動できるようにするのです、…アーリマンは嵐を起こし、火山を噴火させ、地震を引き起こします。」

一体何がこの力に対抗できるのだろう?「キリストだけがアーリマンの力を一掃することができるのです。…人間の心が本当にキリスト霊を体験することが出来るなら、そこから流れ出す力は火と水を鎮めるほど強くなるのです。」

我々が隣人を自分のように愛することがキリスト的に生きることです。「愛や平和に自分の意見を通そうとする人は、神智学の理想をまだよく掴んでいないのです。愛に対する信念は思いの中にまで働きかけなくてはなりません。…そしてその人の思いが表に表れなくなるほど、神智学の真の主張を実践したことになるのです。このことは今日では大変に困難になっています。」

ルドルフ シュタイナーがここで「神智学」の理想として語っているものは、人智学の設立以降であれば「人智学」の理想と呼んだはずである。

遠く離れた出来事である地震からこうしてすぐ隣の日常的な争いへと至った。自分を保ち、聖ミカエルを手本に善のための戦士を目指すことはこのミカエルの時代に相応しいことである。

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