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日本のバイオダイナミック農場から

阿曽・ぽっこわぱ耕文舎 假野祥子さんより

農場周辺への避難の状況について

皆様、貴重な数々のご連絡を頂きましてありがとうございます。

返事を差し上げるのが遅くなってすみません。こちらは地震発生後から阿蘇へ避難されてくる方々が増え、30名近い方々から連絡があり、20名の方々が実際ぽっこわぱまで訪ねて来られました。ぽっこわぱ内に滞在しておられる方々もおられますが、昨日やっと村内のアパートを借りる手続きが済み、6名の方々が阿蘇への移住を決め、ぽっこの近くに居を構えられたのでほっとしました。

住民票等を取りに行く暇も無く出てこられたのでとりあえず私が保証人になりましたが今後も増えるかもしれない避難して来られる方々のため、行政や不動産業者と連絡を取って対応していく予定です。

同じような取り組みをされている方々、何かありましたら情報交換しましょう。

ぽっこわぱは南阿蘇村から借り受けている旧村役場だった施設があり、一部改築して通常「農業研修所」として運営しているのですが、今後避難する方々が増える場合、この施設の利用も検討する予定です。

各バイオダイナミック(以下、BD)調剤について

(ドニーからきいたのですが)

  • チェルノブイリ原発の事故後、ヨーロッパ各地のBD農場の作物における放射性物質の残留物質の数値が他の慣行栽培農場の作物に比べて少なかったという事例があるそうです。特にセシウムとストロンチウムの値が低かったそうです。ドニーは、具体的な数値を記した資料を手元に持っていません。知っておられる方々は情報を提供してください。

    現在のチェルノブイリ周辺の土地でBD関係の人たちが残留濃度他についていろいろな栽培実験をしていると聞いたのでなにかご存知の方は情報をください。

  • 又、イタリア人のENZO NASTATIという人が、重金属やダイオキシン等化学物質で汚染された土地の浄化にBD調剤を活用しているそうです。

ゲーテアヌムではこれらの取り組みに対して何か情報や資料をお持ちでしたら教えてください。

イタリア人のENZOに関してはドニー曰く、「ポドリンスキーみたいな人らしい」ということですが...。

バイオダイナミック調剤と放射性物質について

私たちは以前、BD調剤が放射性物質に対して何らかの吸収の抑制効果があることを学びました。特に「若い力のあるカルシウムとして地上に存在する卵の殻(カラ)は効果がある」そうです。

各種BD調剤やBD調剤堆肥を用いて農場を営んでいる地はそれだけで吸収の抑制力があるかもしれませんが、今後、マリアトゥーン(以下、MT)の「樽堆肥」を多く施用するとよいかもしれません。この中には卵の殻や玄武岩が入っています。私たちの持っているMT調剤では限りがあるので、これから春、新たに仕込むことが出来るかドニーにきいた処、大丈夫とのこと、4月の上旬、適した日に仕込みをすれば、6月中旬までにはできあがるそうです。これから仕込める生産者の方々、今回のことは長期戦になります。どうぞ皆さんも心を落ち着け、心を込めてMT調剤をつくって、いつでも希望する方々に分けることができるよう、ストックを増やしておきましょう。これからの季節、4月中旬にかけて月の下降期に仕込んでつくりましょう。

もう一つドニーからの提案ですが、502番のノコギリソウの調剤も吸収の抑制力があるのでは、と考えているそうです。卵のカラ(若いカルシウム)がストロンチウムの吸収を抑えるように、ノコギリソウ(カリウム)がセシウムの吸収を抑えるのではないかと考えています。ドニーが言うには、植物は土中のミネラル分を吸収するときに先にカリウム分をまず吸収するそうです。土中のカリウムの存在をまず調えることが大切だそうです。カリウムとセシウムのプロセスはとても似通っていて、植物にとって、土中のカリウムの量や働きが弱いと、先に土中のセシウムの方を吸収してしまうそうです。ですからまず、カリウムの存在が大切だそうです。

MTの樽堆肥の施用はもちろん、堆肥の調剤の一つである502番(ノコギリソウの調剤)を土壌に散布してみてはどうでしょうか。1反あたり5g~10gを10リットルの日向水に溶かし、一時間、ダイナミゼーションをします。

募金について

ぽっこわぱのパック会員の方々以外からの野菜、米、緑茶、水、パン等の注文が増えてきて、その対処に追われていました。なるべくお応えすべく努めていますが量に限りがありますので胸が痛みます。

「募金」もぽっこの元に集まってきています。募金して下さった方々の個人の思いや意思がきちんと被災された方々の元へ届くよう、是非フォーラム・スリーのしまだ様が中心になって、独自の受け取り窓口を立ち掲げてください。

日本赤十字社等の取り組みも意義深いですが、どうしても日赤等の活動母体の運営他に集った募金の何割かが遣われることを知りました。

もちろん日赤の活動は大切です。只、私たちにお金を預けて下さる方々は、「直接全額、被災者の方々にお届けしたいので、とりあえず、ぽっこに預けます。」と言われます。

とても重い責任です。どうぞ今後この件につきましても御教示ください。

おわりに

今年の種まきカレンダー2011は4月下旬発行予定です。

今年も恐ろしい惑星や天体の配列が多くあるそうです。特に8月は大変だとドニーは言っています。

これからも日々、心を寄せて皆様のために祈ります。そして現実の中で阿蘇に集う私たちができることに取り組んで参ります。天と地の間でコツコツとBD農場を営むこと、作物を育てること、空間を守ること、大切な人たちのことを思うこと、とてもとてもささやかではありますが「日常」がどれだけ大切なことか心と身にしみます。

ぽっこわぱでは只今の季節、春の種まき植えつけの真っ最中です。そしてぽっこの仲間たちやの廻りはベビーラッシュです。霊界に召された方々からの励ましや導きを強く感じます。

皆様、呉々もおからだ大切に。
心からの感謝を込めて。

祥子より


※ 小見出し、リンクは管理者による編集です。

Comment:3

Ben Campbell Jr. 2011/03/30 09:51
We are Bio Dynamic Farmers in Hokkaido.We have been making the Bio Dynamic Preparations for three years now and can share some with anyone who will ask us for them.We are glad such a plat form has been created for networking with other Anthroposophist's.God bless Japan.
Hanna 2011/04/03 23:56
確かに、公的な募金先が必要ですね。
今回の件で、日本のアントロもちゃんと繋がっていかないといけないのだと
感じているのは私だけでしょうか。

ドイツには、アントロポゾフィーを元とした赤十字のような団体があります。
実際に現地に人材を派遣し、ケアを行う団体です。
医療、そして心のケア、教育関係が主です。

Freunde der Erziehungskunst Rudolf Steiners

といいますが、そこではちゃんと口座を設けています。
今回も、そこから日本へ人材を派遣しようという計画が今あるのですが、
放射能の影響でまだどうなるか確実に決まっていません。
宮城県に行くとしても、どうしても東京近くを通らなければならない
ということで、計画がなかなか進まないのです。
それほどこちらの方々は放射線に対して敏感です。

宮城県のアントロポゾフィー、福島県のアントロポゾフィー情報が
あれば、どうぞお知らせください。よろしくお願いします。

佐藤雅史 2011/04/04 12:40
hannaさん、シュタイナー教育芸術友の会とは、すでに連絡をとりながら、海外からの寄付のとりまとめと教育的緊急介入チームの受け入れの詰めに入っています。

詳しいことが固まれば、この場でもお知らせします。

日本の支援金のとりまとめは、当座、フォーラム・スリーが担当します。本HPにもリンクを設けます。
http://www.forum3.com/01/105
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