【公開中】にもプロジェクト公式サイト

手がけたサイト

2023年2月、オーケストラ・オイリュトミープロジェクトの公式サイト製作を担当しました。

同年12月に開始したモーションギャラリーでのクラウドファンディングページと連携し、大きなプロジェクトを下支えする信頼感あるサイトイメージを心がけました。

このプロジェクトとのご縁は、2001年に新宿の厚生年金会館ホール(2010年に閉館)で上演したエルゼ・クリンク アンサンブルによるオイリュトミー公演の運営とプロモーションをフォーラム・スリーの最初の仕事として担当させていただいた経験が原点にあります。今は故人となった名古屋のやまさと保育園の後藤園長から託された、最初の大きな仕事でした。

エルゼ・クリンク アンサンブル東京公演のエンディング(2001)。背景の2条のヴェールは同年に9.11アメリカ同時多発テロ事件で倒壊したツインタワーの犠牲者に心を向けるための演出だった。

公演は成功といえる結果を残しましたが、まだよく知られていないオイリュトミーの公演で2,000人規模の大ホールを満員にすることはもちろんできませんでした。そのときに、ふと、「オーケストラのオイリュトミーなら、多くの方に楽しんでいただけるのではないか」という考えが降ってきたのです。それからずっと、「いつか」という思いは、心の隅に消えることなく小さく灯り続けていました。

エルゼ・クリンクから20年以上が過ぎたある日、職業オイリュトミストとして仕事を続けてきたパートナーが突然、オイリュトミーの舞台のために集中した練習の時間をつくりたいと言い出しました。それがにもプロジェクトでした。プロジェクトのテーマがオーケストラ・オイリュトミーであると聞いて、わたしも心が躍りました。問わず語りに、舞台の実現に向けたアイディアをパートナーにあれこれ進言しているうちに、プロジェクトをともにすることになったのです。

2023年8月17日の東京第3公演、満場のパルテノン多摩大ホールでの新世界交響曲終了後。天から降り注ぐような拍手の渦に包まれたあの経験は忘れることはないでしょう。

スタート時には、にもプロジェクトのメンバーの誰も想像しなかった大舞台での歴史的エポックへと諦めずに走り続けたメンバーの皆さん、支えて下さった無数の皆さん、そして音楽が群舞する舞台を心から楽しんで下さったご来場者のすべてに感謝いたします。

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