ヴァルドルフICTカリキュラム ヴァルドルフ/シュタイナー教育におけるICTカリキュラムの骨格を形づくる
ヴァルドルフ教育にとって、ICT技術の学びはフロンティアと言うべき境域です。ルドルフ・シュタイナーの時代にはコンピュータ技術の片鱗もなかったのですから、ICT技術の学びについてのカリキュラムの開発は、私たち自身に委ねられているのです。事物の本質の学びの中心に人間を置くヴァルドルフ教育の学びとして、ICT技術のカリキュラムと教授法をどのように構成し位置づけたらよいのか、その学びをパーソナルコンピュータの使い方やリテラシーの学びにどのように接続するかについて、明確な見通しをもったプランを作りたいと考えたのです。