にも オーケストラ・オイリュトミープロジェクトより御礼とご報告
共働のシンフォニー、そして力強いご支援に感謝
にも オーケストラ・オイリュトミープロジェクトの５年間の歩みには、実に多くの共働のシンフォニーが響き渡っていました。その歩みは、26名のオイリュトミストの全身全霊の共働へのそして未来への思いと、またそれを支えたいと力強く行動して下さった多くの皆さまのエネルギーがあったからこそ可能となりました。見える力、見えない力が織りなし合いながら働き、神奈川、東京（府中、多摩）、愛知そして福岡での五つの公演を終え、2025年3月をもって、にもプロジェクトの幕は閉じました。あらためて、皆様の熱いご支援に心より感謝申し上げます。
あなたとつなぐ 明日へつなぐ オイリュトミー
そして、私たちは、次なる課題「この歩みの果実を、どのようにオイリュトミー芸術の未来へつなげていくことができるか」に取り組み始めています。何度も話し合いを重ねるなかで、大がかりな準備と資金を必要とするフルオーケストラとの再演はすぐには叶わなくとも、オーケストラオイリュトミーの共働の精神をもって、より広い社会へ、そして未来を担う若人たちへと働きかけていきたいとの強い思いを共にすることができました。
「あなたとつなぐ 明日へつなぐ オイリュトミー」は、ここから生まれた第二期にもプロジェクトのスタートにあたってのキャッチフレーズです。そして、この思いのもと、現在二つの企画の準備が進んでいます。
オイリュトミーフェスティバル、そして教育現場とのコラボレーション
一つは、愛好者の方々とともに創る催し「オイリュトミーフェスティバル」です。 オイリュトミーを愛する人々がプロ・アマの垣根を越えてオイリュトミーに親しみ、楽しみ、交流する、そのような機会として企画され、第１回が今夏8月９日、11日に予定されています。また二つ目は、教育の現場での「オーケストラオイリュトミー」の体験として、デモンストレーションと上演が、今年の秋に藤野のシュタイナー学園で予定されています。
どちらも、第一期、第二期を通して、にもプロジェクトとして初の試みであり、それぞれの企画実行委員会が日夜準備を進めております。
今できる小さな歩みを一つ一つ丁寧に重ねながら、未来への礎を築いていきたいと心より願っています。
今後とも、にもオーケストラオイリュトミープロジェクトへのご支援の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。
2025年6月吉日
第一期にもオーケストラオイリュトミープロジェクト代表 小林裕子
第二期にもオーケストラオイリュトミープロジェクト代表 吉野一恵