[Press Release]にもプロジェクトがクラウドファンディングを開始しました

報道関係者 各位

オーケストラ・オイリュトミーによる世界初の『新世界より』全楽章上演の実現に向け、にもプロジェクトがクラウドファンディングを12月22日開始。

シュタイナー教育で日本でも知られる思想家ルドルフ・シュタイナーが創出した身体芸術オイリュトミーでオーケストラ作品を上演するプロジェクト「にも」（代表：小林裕子）は、新国立劇場主席合唱指揮者の三澤洋史氏の呼びかけで編成されるオーケストラの費用を集めるため、Motion Galleryにて2023年12月22日よりクラウドファンディングを開始します。2024年3月28日まで実施し、目標額は250万円。集まった資金は東京公演と愛知公演のオーケストラ（指揮者含む）費用に使用させていただきます。

▼クラウドファンディングページ
https://motion-gallery.net/projects/nimo_eurythmie
＊ページ内の写真は自由にお使いいただけます。

オイリュトミーとは？ オーケストラ・オイリュトミーとは？

オイリュトミーは、身体の動きによって音楽や言葉の普遍的な本質を表出させる、究極の表現主義芸術として1912年に誕生しました。

音楽オイリュトミーの舞台は現在も数多く上演されていますが、その中でも特別な位置づけとなるオーケストラ・オイリュトミーの上演は世界でもほとんど見る機会がありません。大編成の舞台グループを維持することが困難であること、オーケストラとの共演のために多額の資金と企画力が必要となるからです。

にもかかわらず、多くのオイリュトミー愛好者がオーケストラ・オイリュトミーの舞台を待望するのは、楽器ごとにその楽器の質感の表現も加えたグループの群舞はまさに、舞台の上に立ち現れる「見えるシンフォニー」だからです。

にもプロジェクトは、26名のプロ・オイリュトミストたちが4年の年月をかけ、壮大なオーケストラ・オイリュトミー舞台の実現を目指しています。オーケストラとの共演は、2024年8月17日（土）東京公演と同年8月24日（土）愛知公演の２公演となります。（ほかの３公演はピアノ連弾との共演による）

クラウドファンディングの概要

オイリュトミーと共演するオーケストラは、新国立劇場主席合唱指揮者である三澤洋史氏の呼びかけで特別に編成される「オーケストラにも」です。主なメンバーは同氏が長年活動を共にしてきた質の高いアマチュア・オーケストラの有志で構成される予定で、三澤氏との息の合った演奏が実現します。

クラウドファンディングは、このオーケストラ（指揮者を含む）にかかる経費を、東京・愛知の２公演分の250万円を目標額に設定して実施します。（2023年12月22日開始予定，2024年3月28日終了予定）

なぜ、マエストロ・三澤洋史が指揮を？

なぜ、オーケストラ・オイリュトミー舞台のオーケストラを、新国立劇場主席合唱指揮者が指揮するのか？

三澤氏は、かつてドイツ留学中にルドルフ・シュタイナーの芸術思想と出会い、帰国後もオイリュトミーのクラスで体験を深めた経歴をお持ちです。そして、自らの指揮にもそれを生かしている、自分の指揮はオイリュトミーなんだ、と仰っています。

そんな同氏のもとに、交響曲まるごとをオイリュトミーの舞台に乗せる話が届く。双方にとって、この上なく幸せな出会いが生まれた瞬間でした。

音楽オイリュトミーは他のどんな身体芸術とも違い、音楽そのものの本質から表現することを目指す芸術です。「指揮をしている人すべてに、オイリュトミーを学んでほしいと思っています。」という三澤氏の力強い言葉に、それが裏付けられています。

＊三澤洋史氏のオイリュトミー愛あふれるメッセージ動画を、クラウドファンディングページでご覧いただけます。

公演の概要

公演の日程は以下の通りです。三澤洋史氏の指揮は第２公演、第３公演、第４公演を予定しています。
各公演は２部構成となっており、第１部でオイリュトミーのデモンストレーションや小品の上演を行い、第２部でドヴォルザーク交響曲第９番『新世界より』を上演します。全楽章の上演は第３公演からです。

問い合わせ先

にも オーケストラ・オイリュトミープロジェクト：プロモーション／クラウドファンディング担当
にも＊プロモーションユニット・ノイヴェルト