プロジェクトを異次元に導く夢のキャスティング
オーケストラとの共演となる東京公演(2024年8月17日@パルテノン多摩)、同愛知公演(2024年8月24日@長久手市文化の家 森のホール)の指揮者が、新国立劇場主席合唱指揮者である三澤洋史(みさわひろふみ)氏に決まりました!
日本のオペラの表舞台である新国立劇場専属の指揮者が、オーケストラ・オイリュトミーのためにタクトを振る。この夢のようなご縁が、にもプロジェクトを次の次元へと導いてくれそうです。
三澤さんは、この公演にたいへん大きな関心をお持ちです。第2公演の集中練習には連日のように参加。舞台づくりの様子をじっと観察しつつ、要所要所で、ピアニストやオイリュトミストに適切なアドバイスが。ピアノの音が劇的に変わり、オイリュトミストからは歓声が上がります。
よきオイリュトミー理解者
じつは、三澤さんは若き時代、オイリュトミークラスのピアノ伴奏をしていたことがあり、そのときの経験が現在の仕事にたいへん役立っているのだそうです。ご自身のブログの記事「新世界交響曲をオイリュトミーで」に、その詳細が書かれていますので、三澤ファンはぜひご一読を。
年末にピアノ連弾で上演する第2公演でも指揮をしてみたいと語る三澤洋史さん。12月、会場でその姿もご覧いただけるかもしれません。2023年12月26日開催の第2公演「にもかかわらず、生きる ~光と闇のはざまで~」が100倍楽しみになってきました!
三澤洋史(みさわ ひろふみ) … 新国立劇場主席合唱指揮者、愛知祝祭管弦楽団音楽監督、東京バロック・スコラーズ音楽監督、京都ヴェルディ協会理事、ほか活動は多岐にわたる。著書に「オペラ座のお仕事」(早川書房)。以下に関連リンク。